つくば市葛城地区で区域指定エリアが拡張|土地探し・家づくりへの影響

2026年3月6日、つくば市より
葛城地区周辺における「区域指定エリアの追加」が告示されました。

つくば市では、市街化調整区域においても一定の条件を満たすことで住宅の建築を可能にする「区域指定制度」が設けられています。今回の告示は、その対象エリアが葛城地区周辺で拡張されるという内容です。

この変更は、つくば市で土地探しや家づくりを検討している方にとっても関係のある制度です。今回は、「区域指定とは何か」と「今回の変更のポイント」を簡単に整理してみたいと思います。

目次

区域指定とは

区域指定とは、市街化調整区域の中でも一定の条件を満たすエリアにおいて、住宅などの建築を可能とする制度です。

市街化調整区域は、本来は市街化を抑制する区域であり、原則として住宅の建築は認められていません。
しかし、既存の集落や生活圏が形成されている地域などについては、一定のルールのもとで住宅建築を認める仕組みとして区域指定制度が設けられています。

つくば市ではこの制度により、調整区域の中でも住宅が建てられるエリアが存在しており、土地探しの際には非常に重要な制度のひとつになっています。

葛城地区で区域指定が追加

今回の告示では、つくば市の葛城地区周辺において、新たに区域指定の対象となるエリアが追加されました。

葛城地区は、つくばエクスプレス沿線の開発地区のひとつであり、これまで周辺地域では区域指定の対象範囲が制限されていました。今回の見直しにより、一定の範囲で区域指定が追加されることになります。

なお、今回追加された区域指定は、2026年4月1日から施行される予定です。

区域指定エリアの全体図は、つくば市が公開している資料で確認できます。

▼つくば市公式資料(区域指定エリア全体図)をご覧いただけます。

出典:つくば市「区域指定エリア全体図」

土地探しにどんな影響があるのか

区域指定の追加によって、これまでよりも
住宅建築の可能性がある土地が増える可能性があります。

特に調整区域では、

・価格が比較的抑えられている土地
・広い敷地を確保しやすい土地

が多いため、土地探しの選択肢が広がることも考えられます。

一方で、区域指定の土地であっても
すべての土地が自由に住宅建築できるわけではありません。

例えば次のような条件は、個別に確認する必要があります。

・道路に接しているか
・上下水道などのインフラ状況
・開発許可の要否
・敷地分割の可否
・建築できる用途

実際の土地探しでは、
「区域指定に入っている=必ず家が建つ」というわけではないため、事前確認が非常に重要になります。

つくば市は人口増加が続く注目の都市

つくば市では近年、人口増加が続いており、住宅都市としての注目度が高まっています。

総務省の住民基本台帳人口移動報告によると、
2025年1月1日時点のつくば市の人口増加率は1.47%。

これは
全国の市区部で3位、東京都特別区を除く「市」では全国1位
となっています。

(出典:茨城新聞)

また、つくば市の人口は
2026年1月時点で約26万3千人となっており、
つくばエクスプレス沿線を中心に子育て世代の転入が続いています。

都心へのアクセスの良さに加え、研究機関や教育環境の充実、
自然と都市機能のバランスが取れた住環境などが背景にあるといわれています。

こうした人口増加と住宅需要の高まりの中で、
住宅用地の確保はつくば市のまちづくりにおいても重要なテーマのひとつです。

今回の葛城地区周辺での区域指定追加も、
そうした住宅需要の広がりを背景とした土地利用の見直しの一つといえるかもしれません。

家づくり・土地探しをご検討の方へ

区域指定の土地は、住宅建築の可能性を広げる一方で、土地ごとの条件によって建築可否が変わるケースも少なくありません。

接道条件やインフラ状況、開発許可の要否など、確認すべきポイントも多いため、土地購入の前には慎重な判断が必要になります。

アイプランでは、つくば市周辺の都市計画や土地条件を踏まえながら、土地探しから家づくりまでトータルでサポートしています。

つくばエリアで土地購入や住宅建築をご検討の方は、どうぞお気軽にご相談ください。

また、区域指定制度は少し分かりにくい部分も多いため、次回の記事では「つくば市の区域指定制度」について、もう少し詳しく解説していきたいと思います。

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